リーグ・アン マルセイユ

長友佑都と酒井宏樹所属のマルセイユ、元ユベントス指揮官サッリに接触か!現監督は職務停止

マウリツィオ・サッリ 写真提供: Gettyimages

 日本代表DF長友佑都と酒井宏樹を擁するオリンピック・マルセイユは、マウリツィオ・サッリ氏に監督就任の打診を行ったようだ。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 マルセイユは今季、UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージで1勝5敗に終わりグループステージ敗退となると、リーグ戦でも20試合を終えて勝ち点32の獲得にとどまっており、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の3位パリ・サンジェルマンに13ポイント差をつけられている。くわえて、先週なかばにはアンドレ・ビラス・ボアス監督がシーズン中にも関わらず今季終了後の退任をほのめかすコメントを残すと、1月30日に一部のサポーターがマルセイユのクラブ施設を襲撃したことにより、この日に開催予定となっていたリーグアン第22節・スタッド・レンヌ戦が延期となっている。

 さらにアンドレ・ビラス・ボアス監督は3日に控える第23節・ランス戦にむけた前日記者会見において今冬の補強方針についてクラブ首脳陣を痛烈批判。これを受けてマルセイユは同監督に職務停止処分を科している。

 その中、マルセイユはかつてナポリ、チェルシー、ユベントスなどを率いていたマウリツィオ・サッリ氏にコンタクトをとった模様。しかし、サッリ氏はシーズン中での指揮官就任に興味を示しておらず、マルセイユからのオファーを却下するようだ。クラブを取り巻く状況が悪化の一途をたどる中、マルセイユ首脳陣は指揮官の処遇も含めて解決すべき課題を多く抱えている。