トリノは31日、レアル・ベティスからパラグアイ代表FWアントニオ・サナブリアを完全移籍で獲得したことを公式発表している。
バルセロナの下部組織出身であるサナブリアは2014年にサッスオーロに移籍すると、その後ローマをへて2016年夏にレアル・ベティスに加わっている。その後、2019年1月にジェノアへのレンタル移籍により再び舞台をセリエAに移したが、昨夏にレアル・ベティスに復帰。今季はここまで公式戦20試合に出場して3ゴールをあげていた。
トリノはサナブリアと2025年6月までの契約期間によりサインを交わしたことを発表。また、同選手の背番号が「19」に決まったことも明らかにしている。ただ、メディカルチェックの際に新型コロナウイルスのPCR検査の結果、陽性と判定されたため一定の隔離期間を経てからチームに合流することになっている。
サッスオーロ、ローマ、ジェノアの一員としてセリエAの舞台を経験している24歳のサナブリアは、現在リーグで降格圏手前に沈んでいるトリノの前線に変化をもたらすことができるだろうか。
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