ユベントスのドイツ代表MFサミ・ケディラはヘルタ・ベルリン加入間近となっているようだ。31日、ドイツ紙『キッカー』が報じている。
ケディラは2015年夏にレアル・マドリードからユベントスに加わると、マッシミリアーノ・アッレグリ監督から中盤に必要不可欠な存在として信頼を寄せられ主力としてセリエAやコッパ・イタリアのタイトル獲得に貢献した。しかし、2018/19シーズン以降は筋肉系トラブルや膝の負傷に泣かされ出場機会が減少。そして今季はUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージの登録メンバーから外れるとここまで公式戦でピッチに立つことがなく、アンドレア・ピルロ監督の構想から外れている。
同選手の去就を巡っては、かつてレアル・マドリードでともに仕事をしていたカルロ・アンチェロッティ監督と現在も良好な関係にあることからエバートン移籍が濃厚と伝えられていたが、ブンデスリーガ復帰がほぼ確実となっている。また、ユベントスとケディラの現行契約は今夏に満了を迎えるが、両者は契約解除を行うことで合意に至ったものとみられる。
なお、ケディラは31日にもヘルタ・ベルリンのメディカルチェックを受けて、問題がなければ2023年6月までの契約期間でサインを交わす予定となっている。
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