バルセロナは1月31日、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの契約内容に関して報じたスペイン紙『エル・ムンド』に対して公式声明を発表している。
メッシの去就を巡っては、昨季終了後にクラブ首脳陣に対して退団の意向を示していたものの、7億ユーロ(約880億円)という天文学的な金額を伴った契約解除条項が現行契約に付帯されていることもあり、残留を決断。それでも同選手の契約が来夏に満了を迎えることもあり、周囲では依然としてバルセロナを離れる可能性がささやかれている。
その中、『エル・ムンド』はメッシが2017年11月に結んだ現行契約において4年間で最大5億5000万ユーロ(約705億円)を受け取ると報じ、独占入手したとされる契約書のコピーを掲載したことが大きな話題になっていた。これに対して、バルセロナは報道の事実関係については言及しなかったものの、守秘義務のある文書を公表したことに対して遺憾の意を表するとともに法的措置をとる構えを示している。
税込みではあるものの世界中のプロスポーツにおいて最高額であるという声が上がる中、多額の債務を抱えていると伝えられるバルセロナを取り巻く現状が気になるところだ。
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