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ローマ退団が噂されたFWジェコが負傷離脱。不戦敗めぐり指揮官と衝突

エディン・ジェコ 写真提供:GettyImages

 ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコは戦線離脱を余儀なくされるようだ。26日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 ジェコは今季ここまで公式戦20試合に出場し8ゴールをマークするなど主力として好パフォーマンスを発揮し続けていた。その中、ローマは先週なかばに行われたコッパ・イタリアベスト16・スペツィア戦における不戦敗となったことをうけてチームマネージャーを解任しているが、この決定を巡って同選手とパウロ・フォンセカ監督が衝突したことが大きな話題を呼んでいる。また、23日に行われた第19節・スペツィア戦に前日記者会見においてフォンセカ監督はジェコがメンバー外とした理由に負傷をあげていたが、周囲では今冬退団の可能性がささやかれていた。

 しかし、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はジェコが26日に検査を受けた結果、左大腿筋と右脚の屈筋に問題を抱えていることが判明。復帰時期については明らかになっていないものの、公式戦数試合の欠場が確実となっている。

 なお、同選手の去就を巡ってはインテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンとのトレードの可能性が取りざたされたほか、レアル・マドリードやバルセロナ移籍の噂も飛び交っていたが、負傷が判明したことにより今冬退団の可能性はほぼ消滅したと考えられるかもしれない。