明治安田生命J1リーグのガンバ大阪は元ブラジル代表FWウェリントン・ネンの獲得に迫っているようだ。20日、ブラジルメディア『FUTEBOL INTERIOR』が報じている。
ウェリントン・ネンは2011年にフルミネンセの下部組織からトップチーム昇格を果たすと、2012年にはブラジル代表に選出。その後、ウクライナの強豪クラブであるシャフタール・ドネツクに移籍したものの度重なる負傷離脱もあり出場機会に恵まれず、2017年にサンパウロへ期限付き移籍により加入。2019年には復調の気配を見せていたものの、昨年8月に契約満了に伴いシャフタール・ドネツクを退団し、現在はフリーの身となっている。
一方、ガンバ大阪のフォワード陣では横浜FCからFW一美和成が復帰したものの、FW渡邉千真が横浜FCへ完全移籍したほか、昨年10月下旬の飲酒運転およびひき逃げにより書類送検されたFWアデミウソンとは契約を解除している。また、外国籍選手としてサンフレッチェ広島での期限付き移籍期間を終えたFWレアンドロ・ペレイラの獲得を狙っているものの、複数クラブとのし烈な争奪戦を繰り広げていることもあり、ウェリントン・ネンをリストアップしたものとみられる。
なお、ガンバ大阪は昨季J1リーグを2位で終えており、今季はAFCチャンピオンズリーグに出場することから選手層強化が求められている。レアンドロ・ペレイラの去就が注目される中、およそ6か月ピッチから離れている元ブラジル代表を新戦力として迎え入れるのだろうか。
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