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ベガルタ仙台、西村拓真がCSKAモスクワ復帰熱望「もしチャンスがあるならば…」

西村拓真 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台に昨季レンタル移籍により復帰していたFW西村拓真がCSKAモスクワへの復帰を望んでいるようだ。17日、ロシアメディア『SPORT24』が報じている。

 西村拓真はベガルタ仙台でプロ4年目を迎えた2018シーズンにJ1リーグ24試合に出場し11ゴールをあげるなど鮮烈なパフォーマンスを披露。同年8月にロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のCSKAモスクワへの完全移籍を果たしたが、し烈なポジション争いを前に思うように出場機会を得られず2020年1月にプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへレンタルにより加入。ただ、ポルティモネンセでは公式戦わずか2試合の出場に終わり、3月よりベガルタ仙台へ2021年1月1日までの期限付き移籍により復帰していた。

 現在去就不透明となっている西村拓真だが、ロシアメディアのインタビューにて「もしチャンスがあるならば、もう一度(CSKAモスクワで)プレーしたいし、本来の姿を見せたいよ。このクラブのことが本当に好きだし、(ビクトル・)ゴンチャレンコのやり方に感銘を受けている。そんな監督ともう一度共に仕事ができることを強く望んでいるよ。もちろんポジション争いが厳しいことは理解しているけど、準備しているよ」と語っている。

 なお、ベガルタ仙台は今冬の移籍市場期間においてFW長沢駿やFWジャーメイン良が退団したほか、期限付き移籍により加入していたFWアレクサンドレ・ゲデスはヴィトーリアSCに復帰後、プリメイラ・リーガのFCファマリカンに加入するなど、前線の陣容が大幅に入れ替わっている。ベガルタ仙台でプロデビューを迎えた西村拓真も再びロシアへ舞台を移すのだろうか。