
明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスは13日午前、FWエリキが期限付き移籍期間の満了に伴い退団することを公式発表している。
エリキはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のパルメイラスから2019年8月に横浜F・マリノスへレンタル移籍により加入。J1リーグ12試合で先発出場し8ゴール4アシストと持ち前の得点能力を発揮し、リーグ優勝に大きく貢献。昨季は25試合の先発出場で15得点をあげていた。
同選手は横浜F・マリノスを離れることについて「横浜F・マリノスファミリーのみなさん。日産スタジアム、ニッパツ三ツ沢球技場、そしてアウェイゲーム。どの試合でも、そこにはいつも素晴らしいサポートがあり、いま思い返してもすべての方への感謝の気持ちでいっぱいです。2019年の夏に加入した時、クラブにはJリーグ優勝という目標がありました。F・マリノスらしいサッカーとたくさんのゴールで連勝し、その目標を達成することができました。F・マリノスのサッカーはとても楽しくて、自然と笑顔になりましたし、ここで得たタイトルは私にとっても特別なものであり、これからも心の中に残り続けます」
「アンジェ・ポステコグルー監督、ありがとうございました。またチームスタッフや関係者、クラブスタッフの皆さん、ありがとうございました。そしてこのチームを一つにまとめた素晴らしいキャプテンである喜田選手、扇原選手、マルコス選手、ありがとうございました。共に戦った仲間たち一人ひとりにも名前をあげて感謝を伝えたいですが、この仲間たちとサッカーを出来たことは私にとって光栄なことで、本当に感謝しています」
「これから自分にとって新たな挑戦が始まりますが、クラブを離れてもF・マリノスのことを常に応援し続けます。日本を愛していますし、またいつか戻って笑顔で幸せを分かち合いたいです。このクラブへの愛情を忘れることはありません」
「最後にお願いがあります。共に戦ってリーグ優勝を勝ち取った、2019年12月7日のことを決して忘れないでください。F・マリノスファミリーをずっと応援しています。いつの日か、またこの素敵なユニフォームを着れたら幸せです。今まで熱い応援をありがとうございました」と長文にわたりクラブ関係者やサポーターに対して感謝の気持ちを伝えた。
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