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日本代表MF中島翔哉、中東移籍を拒否か!ポルトがアル・アインとクラブ間合意も…

中島翔哉 写真提供: Gettyimages

 プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルトに所属する日本代表MF中島翔哉は中東移籍に難色を示しているようだ。11日、ポルトガル紙『A BOLA』がこれを伝えている。

 中島翔哉は2019年夏にカタールのアル・ドゥハイルSCからポルトへ加入したものの、公式戦13試合の先発出場にとどまったほか、新型コロナウイルス感染拡大によるリーグ戦中断以降は出場機会がなかった。また、昨夏には退団の可能性が高まる中でポルトに残留しているが、今季もここまで9試合でしかピッチに立てておらず、セルジオ・コンセイソン監督から信頼を勝ちとっていない。

 同選手の去就を巡っては、年明けにジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1ぶ)の強豪アンデルレヒトから半年間のレンタルによる獲得オファーが届いたものの、ポルトはこれを拒否。また、かねてから獲得に興味を示していたUAEアラブ首長国連邦のアル・アインがポルト幹部と交渉を行い、4000万ユーロ(約50億9700万円)による買い取りオプションが付帯された半年レンタルでクラブ間合意に達したと伝えられていた。

 しかし、選手サイドはアル・アインへの加入を望んでいない模様。中島翔哉はポルトでピッチに立つチャンスが少ないことを理解しているものの、あくまでもヨーロッパで出場機会に恵まれる可能性のあるクラブに移籍したいようだ。なお、ポルトは2019年夏に中島翔哉を獲得した際、アル・ドゥハイルSCから保有権の50%を買い取る形となっており、この取引内容が今回の移籍交渉を複雑なものにしているかもしれない。