明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレは4日午前、大分トリニータからMF小塚和季を完全移籍で獲得し、MF下田北斗を大分トリニータへ完全移籍により放出したことを公式発表している。
小塚和季は帝京長岡高等学校から2013年にアルビレックス新潟に入団すると、2度にわたるレノファ山口への期限付き移籍をへて2018年にヴァンフォーレ甲府へ加入。同クラブで公式戦34試合に出場し8ゴールと結果を残すと、翌2019シーズンに大分トリニータへ移籍していた。
同選手は川崎フロンターレの一員となることについて「大分トリニータから来ました小塚和季です。川崎フロンターレの一員になれたことを嬉しく思います。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。そして川崎市の皆さんを笑顔に、元気にできるよう盛り上げていきます!応援をよろしくお願いします!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
また2シーズン過ごした大分トリニータを離れることについて「この度、大分トリニータを離れることになりました。2年間という短い間でしたが、榎社長をはじめ、スポンサーの皆さん、片野坂監督、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、西山GM、チーム関係者の皆さんと戦えたことは僕の財産ですし、感謝しかありません。本当にありがとうございました」
「そして、ファン、サポーターの皆さん!大分トリニータは最高のクラブです。選手達は間違いなくファン、サポーターの皆さんのおかげで気持ちよくサッカーをすることができていると思います。大分トリニータでプレーできたことを誇りに思っています。本当にありがとうございました!」と言葉を残した。
下田北斗は専修大学をへて2014年にヴァンフォーレ甲府へ入団。2016年には湘南ベルマーレへ移籍し2018シーズンから川崎フロンターレの一員となった。ただ、若手選手の台頭やし烈なポジション争いに割って入ることができず、今季はリーグ戦14試合の出場にとどまっていた。
同選手は大分トリニータ加入について「初めまして。川崎フロンターレから加入することになりました下田北斗です。大分トリニータでプレーできることをとても嬉しく思っています。僕自身勝負の一年だと思っています。大分トリニータに関わる全てのみなさんと喜び合えるように全力で頑張ります。よろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。
また、川崎フロンターレ退団については「川崎フロンターレに関わるすべてのみなさん、3年間ありがとうございました。本当にたくさんの素晴らしい経験をさせてもらいました。本音を言うと悔しい、苦しい思いもたくさんしてきました。だけどそれ以上の幸せな思い、経験をさせていただきました。仲間思いのチームメイトやスタッフ、サポーター、チームに関わるすべてのみなさんに支えてもらい、戦い、応援してもらったおかげです。僕のちょっと変わった応援歌もピッチから聞くと一体感があってすごく好きでした」
「みなさんに直接感謝の気持ちを伝えることが出来ずにチームを離れるのは残念ですが、サッカーを続けている限りは会える機会があると思います。その時をとても楽しみにしていますし、もっともっと成長した姿を見せることが出来ればと思います。フロンターレという素晴らしいクラブでプレー出来たこと、このチームの為に闘えたこと、たくさんのタイトルを獲れたことは僕の人生の大切な宝物です。フロンターレで得た経験を生かしてこれからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」と惜別の言葉を残した。
コメントランキング