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本田圭佑、SNSでボタフォゴFR退団明言「今後もクラブをサポートする機会があれば…」

本田圭佑 写真提供: Dugout

 元日本代表FW本田圭佑は自身のSNSに近日中のボタフォゴFR退団を認める投稿を行った。

 同選手は今年1月にボタフォゴFRに1年契約で加入すると、公式戦20試合に先発出場し、うち14試合ではゲームキャプテンを務めていた。ただ、クラブは今シーズン中に成績不振による監督交代を繰り返しており、2部降格の可能性が高い現状に対して不満を抱いていることから、本人が自身のSNSに退団の可能性を示唆するコメントを投稿していたことで大きな話題を呼んでいた。

 その中、本田は20日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA第26節・コリチーバ戦で先発出場したものの、左大腿筋の負傷。今週中にボタフォゴFR退団が公式発表されるという見方が広まる中、本人は「皆さんに直接お伝えしたいことがあります。ご存知の通り、僕はボタフォゴを離れます。最初に、このクラブで結果を残していないことに対する批判をすべて受け入れます。批判があることが当然です。僕も言い訳をしませんし、自分自身の状況に失望しています。申し訳ございません」

 「つづいて、皆さんが僕にしてくれたことのすべてに対してとても感謝しています。素晴らしい経験でしたし、空港やスタジアムで大勢のファンが僕を出迎えてくれたこと以上に素晴らしいことを目にしたり、感じたことはありませんでした。個人的な理由、そしてプロサッカー選手としての理由により、このような決断を下しましたが、今シーズンはとても幸せなものでした。チームメイトにも感謝したいです」

 「最後になりますが、(ボタフォゴFRで関わった)すべての皆さんに感謝を申し上げます。アジアのボタフォゴ大使として今後もクラブをサポートする機会があればと考えています」と長文にわたり自身のSNSに投稿し、ボタフォゴFR退団を認めた。

 なお、ポルトガルの複数メディアが報じるところによると、本田はプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへの加入間近に迫っている。