
FW:ロサノ
市場価値:3300万ユーロ(約42億円)
PSVアイントホーフェン時代(2017-2019)からライオラ事務所に所属している現ナポリのメキシコ代表FWイルビング・ロサノ。昨シーズンは出場機会が少なかったにもかかわらず2020/21シーズンでは同クラブの欠かせない存在となった。
ライオラ氏が最も大事としていることは管理している選手に出場機会が十分に与えられることだという。そのため同氏は昨シーズンのロサノの起用に不満を持ち、ナポリに他のクラブへのレンタルを提案したようだ。
ナポリとライオラ氏の関係は昔から複雑であり、2020年まで同氏の元にいたロレンツォ・インシーニェの契約関係の話の時も意見が合わないことが多かった。しかし、インシーニェが代理人を変更してから話が一気に落ち着いたようだ。

FW:テュラム
市場価値:4000万ユーロ(約50億円)
2019/2020シーズン、ボルシア・メンヒェングラートバッハをブンデスリーガ4位に導き、そして今シーズンチャンピオンズリーグ(CL)決勝ラウンドまで同クラブを連れて行った立役者の1人であるフランス代表FWマルクス・テュラム。
テュラムは2023年までボルシアMGとの契約が残っているものの、ミラン、バルセロナ、マンチェスター・シティなど、多くのチームが獲得に興味を示しており、ライオラ氏はあわただしい日常を送っているようだ。
そのため、テュラムが来シーズンもボルシアMGに残ることは考えにくいだろう。ライオラ氏は彼にふさわしいトップクラブを用意するに違いない。

FW:ホランド
市場価値:1億ユーロ(約126億円)
最後にライオラ氏の選手の中で市場価値が最も高い選手を紹介しよう。それは昨日2020年のゴールデンボーイを受賞したボルシア・ドルトムント所属のノルウェー代表FWエルリング・ホランドである。
194センチの身長で、もちろん空中戦を得意としているが、足元のテクニック、フィジカル、オフザボールの動きの良さなど、全ての面での完璧なマシーンである。ホランドほどの選手が未だ20歳なんて、信じがたい話だ。
ゴールデンボーイを受賞後、ホランドはライオラ氏の働きを高く評価し、「世界最強の代理人だ。これからもずっと彼のもとで成長したいと思っている」と同氏に賞賛の言葉を送った。
ホランドがいる限り、ライオラはこれからも代理人のトップから外れることは無いだろう。
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