アメリカのUSLリーグ1(サッカー3部相当)に所属する2018年新設のクラブ、フォワード・マディソンのユニフォームが、12月1日より日本でも限定発売されている。スポーツブランド「ヒュンメル」が手がける同クラブのユニフォームは昨年から話題となり、多数の問い合わせを受けて、2種類のユニフォームの限定発売に至った。
ストリートカルチャーに根ざした3rdユニフォーム
1つ目は、フォワード・マディソンのエンブレムのブルーとピンクの濃淡で表現された2020年の3rdユニフォーム。デザイナーは「普段から着てもらえるようなユニフォームを目指し、ストリートカルチャーに根差したものにしたい」と、水に塗料を混ぜてキャンバスに塗るハイドロディプと呼ばれる手法で、アートワークを作成。3色のブルーと2色のピンクがシャツ全体に波紋のように広がり、泡立ったデザインのストリート感あふれるユニフォームとなった。
性の多様性を応援するレインボーユニフォーム
また、サポーターとともにインクルーシブな雰囲気づくりを行っているフォワード・マディソン。性の多様性を応援するためのレインボーユニフォームも3rdユニフォームと合わせて発売されている。ホームユニフォームをベースに、両肩のホタテ貝を模した波模様はレインボーカラーに。胸にはLGBTQ+を象徴する赤、オレンジ、黄、緑、青、紫からなる6色のをたすき掛けのデザインとなった。
フォワード・マディソンは、アメリカ中西部ウィスコンシン州マディソン市をホームタウンとし、2018年にスタートしたプロサッカークラブ。オーナメントとして人気がありマディソン市民の鳥であるプラスチックフラミンゴがエンブレムにデザインされていることから「フラミンゴス」との愛称で市民に親しまれている。2019年の3rdユニフォームが海外でも評判を呼び、一部サッカーファンには知られる存在になった。
フォワード・マディソン3rdユニフォームは、ヒュンメルオフィシャル通販サイトに加え、SWS、Kemari87 KISHISPO限定で購入可能。レインボーユニフォームは、ヒュンメルオフィシャル通販サイト限定で、発売されている。
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