ラ・リーガ ビジャレアル

エメリ監督、久保とチュクウェゼに進化を求める「改善につなげる経験が必要」

久保建英 写真提供:Gettyimages

 ビジャレアルのウナイ・エメリ監督は、同クラブに所属する日本代表FW久保建英、ナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼについて、進化を求めるコメントを述べた。スペイン『マルカ』が報じている。

 ラ・リーガ第11節を終えた時点で3位と好調のビジャレアルだが、エメリ監督は若手選手らが与えられたチャンスを活かしきれていないと感じているようだ。「何人かの選手は改善につなげる経験が必要」として、久保とチュクウェゼの名前を挙げ、次戦以降次のステップに進めるよう言及した。

「サム(チュクウェゼ)は2年前にトップチームに上がったが、パフォーマンスはまだ安定していない。試合中に違いを生み出せる選手として必要だが、今年はそれほどではない」

「タケ(久保)の場合は、出場機会が与えられる時にPKエリア内まで入り込み、フィニッシュまで行くことになったら一歩進化したと言える」

 さらに若手選手全員に対して「(彼らには)技と高いハードルを設定している。我々のチームではレベルの高い活躍を見せている選手は多くいるが、若手選手が似たようなパフォーマンスをすることを目の当たりにしたい」と期待のコメントを述べた。

 なお、2020/21シーズンのビジャレアルは絶好調。3位につけるラ・リーガでは、1位のレアル・ソシエダと勝ち点4差に迫る他、ヨーロッパリーグ(EL)ではグループIのトップに立ち、決勝ラウンドへの進出がほぼ決まっている。本日12月3日(現地時間)は、グループI3位のスィバススポルとの対戦を控えている。