Jリーグ

意外と知られていないJリーグスタッツ。2020シーズン前半戦MVPは誰だ?

写真提供: Gettyimages

Jリーグが再開されて早2ヶ月半。意外にも試合数を半分消化したチームもあり、Jリーグは後半戦へとフェーズが移行され始めている。毎試合我々の予想をいい形で裏切ることが多く、それもまた1つの魅力なのかもしれない。

さて今回は、今シーズン意外と知られていないスタッツをご紹介していきたいと思う。リーグ前半戦で特に目立ったプレイヤーは誰か。スタッツは2020年9月18日時点のデータより抽出した。


ディエゴ・オリヴェイラ 写真提供: Gettyimages

[オフェンス]

▼ドリブル成功数

1位:30回 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京) 
2位:28回 三笘薫(川崎フロンターレ)
3位:27回 坂元達裕(セレッソ大阪)

▼パス数

1位:1110回 畠中槙之輔(横浜Fマリノス) 
2位:1034回 扇原貴宏(横浜Fマリノス)
3位:1022回 山口蛍(ヴィッセル神戸)・鈴木義宜(大分トリニータ)

▼決定機演出数

1位:8回 江坂任(柏レイソル)
2位:7回 家長昭博(川崎フロンターレ)
     マテウス(名古屋グランパス)
     チャナティップ・ソングラシン(北海道コンサドーレ札幌)
     水沼宏太(横浜Fマリノス)

ドリブル成功数に注目すると、今シーズンから川崎フロンターレに加入した三苫薫の活躍が顕著だ。今のフロンターレの攻撃陣のキーマンであることは間違いない。パス数はビルドアップを重視するクラブの傾向がはっきりと理解できるランキングとなった。決定機演出に目を向けると江坂任が8回で最多となっている。


三竿健斗 写真提供: Gettyimages

[ディフェンス]

▼タックル数

1位:49回 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 
2位:37回 井手口陽介(ガンバ大阪)
3位:34回 橋岡大樹(浦和レッズ)

▼インターセプト数

1位:44回 畠中槙之輔(横浜Fマリノス) 
2位:43回 吉野恭平(ベガルタ仙台)
3位:42回 酒井高徳(ヴィッセル神戸)・宮澤裕樹(北海道コンサドーレ札幌)

▼シュートブロック数

1位:23回 ヴァウド(清水エスパルス) 
2位:20回 鈴木義宜(大分トリニータ)
3位:17回 大岩一貴(湘南ベルマーレ)

タックル数はいずれもハードワークに長けた選手たちが揃った。特に三竿健斗のタックルによる貢献度は高く、鹿島アントラーズの5連勝を達成している。インターセプト数では接戦の中、畠中槙之輔が一歩抜きん出た。またシュートブロック数ではヴァウドが23回ものシュートブロックを決めている。


キム・ジンヒョン 写真提供: Gettyimages

[ゴールキーパー]

▼セーブ数

1位:57回 キム・ジンヒョン(セレッソ大阪) 
2位:54回 東口順昭(ガンバ大阪)
3位:48回 西川周作(浦和レッズ)

▼クリーンシート数

1位:8回 キム・ジンヒョン(セレッソ大阪) 
2位:6回 ミチェル・ランゲラク(名古屋グランパス)
3位:5回 大迫敬介(サンフレッチェ広島)・チョン・ソンリョン(川崎フロンターレ)

セーブ数は大阪勢が強い。ロティーナ監督の下、堅守が光るセレッソ大阪の守護神キム・ジンヒョンはここまで57回ものセーブに成功し、リーグ最少失点に貢献している。無論クリーンシート数でも他を圧倒しており、セレッソは非常に攻略しづらいチームになった印象だ。

名前:秕タクオ

国籍:日本
趣味:サッカー、UNO、100均巡り

サッカー観戦が日課のしがないサラリーマンです。かれこれ人生の半分以上はサッカー観戦に明け暮れ、週末にはキルケニー片手にプレミアリーグやJリーグにかじりついています。

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