リバプールのユルゲン・クロップ監督が、26日の最終節ニューカッスル戦(3-1で勝利)後、同クラブの日本代表FW南野拓実についてコメントした。
クロップ監督は、南野が今年1月のリバプール加入以降ゴールやアシストで貢献することなくシーズンを終えたことに対し「全く失望していない」「どんな選手にも時間が必要」とコメントし、南野がプレシーズンを持たずしてチームに適応してきた様子を称えている。
以下コメント部全文。
「(ゴールやアシストのなかった南野に対して)全く失望していない。このチームに入ることは大変だ。チームメンバーはお互いの全てに慣れている。すでに(特にフォワード陣は)3年一緒にプレーしてきているわけだし、当然時間がかかるよ。タキ(南野)にとっても時間がかかる」
「今日の試合は良かった。彼はすごく活き活きと、まさに私たちが望む動きをしていたよ。カウンタープレスを方向づけていたし、とても良かった。今日も2回ほどとてもゴールに近いチャンスがあった。相手キーパーが素晴らしいセーブをしたり、他の選手に拒まれただけだ。つまり全く問題ない」
「こんな風にチームに入って、何事もないように貢献するなんて、どんな選手にも不可能だ。タキはこれに関して完璧な考え方をしているし、今はハッピーにしている。もちろん彼の野望は大きいだろうし、もっと頻繁にプレーしたいだろう。ただこのチームでは誰にとっても時間が必要だ」
「フィルジル(・ファン・ダイク)だけは初日からすごいプレーをしたが、他の誰もが時間がかかったし、他の誰もがプレシーズンの時間を過ごしていた。サディオ(・マネ)にも、モー(モハメド・サラー)にもプレシーズンの時間があった。タキにはその時間がなかったし、来てすぐにプレーしなければならない状況だった。それは簡単ではないだろう。でも全て順調だよ」
クロップ監督の上記コメントの様子がこちら。(表示されない場合はこちら)
コメントランキング