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ナポリ会長、クリバリの値引きに応じず…120億円を要求か…

カリドゥ・クリバリ 写真提供: Gettyimages

 ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は去就が注目されるナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリに対して各クラブからの値引き交渉に応じない姿勢をしている。15日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。

 クリバリに対しては、かねてからマンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマンといった複数クラブが興味を示しており、今夏の移籍市場での去就が注目されてきた。しかし、デ・ラウレンティス会長はクリバリの売却を阻止したいようだ。

 デ・ラウレンティス会長はクリバリの移籍について、「もしシティやユナイテッド、PSGが1億ユーロ(約120億円)でオファーしてきたら検討するだろう。けれど彼らは交渉から手を引くだろうね。6000万ユーロ(約72億円)程度のオファーは考えてないよ。もし私がいくらでも払ってスクデットを獲得したいなら、300億でも400億でも予算をかきあつめるよ」とコメントしている。

 クリバリとナポリの契約は2023年までとなっており、良好な関係を築いている模様。また、ナポリのクリスティアーノ・ジュントーリSDも「クリバリは素晴らしいプレーヤーだ。私たちとの契約もまだ長く残っている。もし売却することになったらかなりの移籍金を要求することになるだろうね」とクリバリを高く評価している。

 今夏の移籍市場で注目されているクリバリの去就だが、ナポリ残留が有力となりそうだ。