プレミアリーグ ラ・リーガ

レアルからプレミアリーグに今夏上陸する可能性が高い5選手

ハメス・ロドリゲス 写真提供: Gettyimages

ハメス・ロドリゲス

国籍:コロンビア

コロンビアのスーパースター、ハメスは、今シーズン4回しかスターティングメンバーに選ばれていない。さらに、衝撃的な敗戦を喫した昨年10月のマジョルカ戦以降はケガも相まって1分たりともリーガで出場していない。

ジダン監督は彼を戦力として計算しておらず、ベイルと同じく高給取りであることから放出を検討しているようだ。

ハメスは2017年から2019年の2年間、レンタル移籍でバイエルン・ミュンヘンに貸し出されていた。同クラブで67試合を出場し、15ゴール、20アシストを記録している。

スペイン紙『as』の情報によると、マンチェスター・ユナイテッド、エヴァートンのプレミアリーグ勢をはじめ、ユベントスやナポリも彼に関心を寄せている。また、ハメスとの再会を特に待ちわびているのが現エヴァートンで監督を勤めるカルロ・アンチェロッティ氏のようだ。同監督はかつてマドリード、バイエルンで度に渡りハメスを指導しており、今でも両者の間には特別な関係があるようだ。

2014年のワールドカップで一躍スーパースターの仲間入りを果たした同選手は、現在3600万ポンド(約47億円)の市場価値があると言われている。

ルカ・ヨビッチ 写真提供: Gettyimages

ルカ・ヨビッチ

国籍:セルビア

ヨビッチを巡ってプレミアリーグで最も強い関心を寄せているのがチェルシーのようだ。チェルシーはFWミシー・バチュアイの去就が不透明であり、頭数が足りなくなる事から夏の移籍市場でFWの獲得を目指しているそう。ブルーズ(チェルシーの愛称)はタミー・エイブラハムと同等レベルのFWを希望しており、去年のヨーロッパリーグ(EL)で対戦した際のヨビッチが特にチェルシー首脳陣の興味を引いた模様。

3月19日に新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するための自主隔離規則に違反したヨビッチは、すでにクラブから信頼を失ったとされており、報道によればわずか1年でマドリーを去る可能性もあるかもしれない。

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名前:Masho

東京都生まれ。日本で大学卒業と同時に渡英し、レスター大学の大学院に在学中。マスコミュニケーションを専攻。Arsenalと留学先の地元クラブLeicester Cityを日々気にかける。プレミアリーグを始め、イングランドフットボールを中心に情報を発信。2019年にイングランドフットボール協会(FA)のコーチングライセンスを取得。

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