ミランのチーフ・フットボール・オフィサーを務めるズボニミール・ボバン氏が、今シーズン限りで退団する可能性があるようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
2018年にアメリカのヘッジファンド「エリオット・マネジメント」が経営権を取得したミラン。クラブの再建に向け、パオロ・マルディーニ氏(テクニカル・ディレクター)とともに入閣を果たしたのがボバン氏だ。
現在、ミランのCEOを務めているイバン・ガジディス氏。どうやら同氏とボバン氏の関係性が悪化の一途をたどっているようだ。
報道によると、ミランは新指揮官候補にレッドブルグループのスポーツ部門とサッカー開発部門でトップを務めているラルフ・ラングニック氏の招聘に動いているという。しかしながら、この招聘に向けた動きがボバン氏とマルディーニ氏にはまったく伝えられていなかったようだ。
これに対し怒りを露わにしたのがボバン氏だ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに「無礼な行為だし、ミランのスタイルではない」と語っていた。
報道によると、ボバン氏とガジディスCEOの関係は、修復できないところまで悪化しているようだ。ミランを退団することが決定的とみられている。また、マルディーニ氏も自身の権限が制限される可能性が高く、ボバン氏を追って退団する可能性があるようだ。
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