
セリエAもコービーを応援。引退試合には多くの祝福メッセージ
セリエAが好きというのはコービーの一方的な気持ちだけではなかった。多くのイタリアのサッカー関係者も彼のことを尊敬し、レイカーズでのプレーをずっと見てきたという。
話題になっていたのは、彼の引退試合(2016年4月13日、ユタ・ジャズ戦)の前後にセリエAのクラブや選手などがSNSで投稿した多くのメッセージだ。
ミランは「本物のミラニスタ(ミランサポーター)が、長い間NBAを支配したことを目の当たりにできたことは光栄です。ありがとうコービー」と彼の引退を祝った。
彼の友人であり、ラストゲームを観戦するためにアメリカまで足を運んだ元ユベントスでイタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロは「コービーは引退の日を迎えました。このイベントを生で見られるなんて…ワクワクしています」と試合前に呟いた。
さらに、全ての祝福メッセージの中で最もイタリア国内で人気となったのは、マッシミリアーノ・アッレグリとポール・ポグバのチャレンジだ。当時ユベントスで監督と選手だった二人が、コービーの引退を祝ってバスケットで勝負を行った(15点先取で勝利)。そのチャレンジの動画がこちら。勝ったのは…。

コービーを偲ぶための黙祷を認めなかったサッカー協会
このような関係を経て、ヘリコプターの墜落事故で亡くなったコービー、そして13歳の娘ジアナを偲ぶために、ミランは1月29日(日本時間)に行われたコッパ・イタリア(日本における天皇杯に相当するカップ戦)準々決勝で1分間の黙祷を予定していた。しかし、サッカー協会はなぜかそのリクエストを許可しなかった。
どうしてもコービーとのお別れとして哀悼の意を示したかったミランは、サン・シーロ・スタジアムの大型スクリーンに「レジェンドは死なず」のメッセージを出した。さらに却下された黙祷をしようとしたが、レフリーがその行動を止めた。それを目の当たりにしたサポーターは、悔しさを爆発させブーイングをし続けることとなった。
結果的には試合にて、ミランは旅立ったコービーと娘に見事な4-2の勝利を届けることができた。しかしながら、両思いだったセリエAとコービーが、もっといい形でお別れする環境が与えられるべきだったことには違いない。
コービー・ブライアントと娘のジアナに、謹んで哀悼の意を表します。
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