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DAZN、タイリーグ独占放送権獲得に92億円提示

写真提供: sportbusiness.com

 ロンドンのスポーツ・ブロードキャスティング企業DAZNが、タイリーグの独占放送権を獲得するため、シーズンごとに6600万ドル(約92億円)の提示額で入札した。フットボール・トライブ・タイが報じる。

 この入札が行われたのは、現在タイ国内でサッカーを放送している地元の大手衛星ケーブルテレビ企業「トゥルー・ビジョン」とタイリーグの契約が2020年までとなっているためだ。トゥルー・ビジョンとは4年で全額42億バーツ(約151億円)の契約であり、DAZNが提示する総額は倍近くなる。

 現在トゥルー・ビジョンが放送しているのはタイリーグの1部、2部、国内カップ戦、そして複数のタイ代表の試合。DAZNはこれに加え、3部、4部、女子代表チーム、フットサルなどまでに拡大を見込んでいる。

 タイサッカー協会が合意するかどうかはまだ不明であり、2028年まで引き延ばされる可能性もある。何れにしてもDAZNからの興味の提示は、タイサッカーの成長を示し輝かしい未来に向かっている証だ。