プレミアリーグ ウェストハム・ユナイテッド

【編集部セレクト】プレミアリーグ8月の衝撃的選手

写真提供: mancity.com

プレミアリーグは第4節を終了後、インターナショナルマッチウィークに突入するため中断期間に入る。
今回はプレミアリーグ開幕から一気に駆け抜けた8月の印象的だった選手をご紹介したい。


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アシュリー・バーンズ(バーンリー)】

まずはバーンリーのストライカーを取り上げたい。クリス・ウッドとのコンビネーションで形成されるバーンリーの2トップは、数シーズン前から長い歴史を作っているが、今シーズンは特に輝いて見えている。

191cmと長身のウッドがエアバトルで制したボールをバーンズが毎回のように拾い、相手に読まれにくい攻撃をここまで展開している。4試合で4得点という結果からも、彼の好調ぶりを感じることができるだろう。


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ハリー・ウィルソン(ボーンマス)

マンチェスター・シティ戦での彼のFKを見たか。しなやかな脚の振り、絶妙なボールの軌道、そして誰も手の届かないボールコース。あまりに完璧なゴールにバイタリティスタジアムのスタンドは揺れに揺れた。

もちろんそれだけでなくオープンプレーからの決定力にも長けており、前に向かせると何をするか分からない神出鬼没な側面を併せ持つ。チェリーズはカラム・ウィルソン、ジョシュア・キング、ライアン・フレイザーに続いて強力な攻撃オプションを手に入れることができた。


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ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)

トッププレイヤーの中でも一際目立っているのがデ・ブライネである。今シーズンのスタートは好調のようだ。第2節のトッテナム戦では圧巻の2アシストをマーク。非常に正確なクロスで、「後は合わせるだけ」といったクロスはまさに離れ業の領域に達している。

既に4試合でアシストは5と並々ならぬ記録である。後は怪我さえなくコンスタントに出場し、チャンピオンズリーグを制することができれば、間違いなくキャリアハイとなるシーズンになることだろう。


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セバスティアン・ハラー(ウェストハム)

往年ムラっ気のあるストライカーしかいなかったのハマーズに新境地を切り開いた。その選手の名はセバスティアン・ハラー。献身性の高いハラーをターゲットに2列目のフェリペ・アンデルソンやアンドリー・ヤルモレンコはスムーズに攻撃を展開することができた。

長身を生かしたプレーはもちろんのことだが、柔らかいボールタッチやスペースに入り込むタイミングなども評価できるポイントだ。毎シーズン序盤はスロースタートで悩んでいたウェストハムだったが、今シーズンは昨シーズン以上に高い順位を狙うことができるかもしれない。


 

名前:秕タクオ

国籍:日本
趣味:サッカー、UNO、100均巡り

サッカー観戦が日課のしがないサラリーマンです。かれこれ人生の半分以上はサッカー観戦に明け暮れ、週末にはキルケニー片手にプレミアリーグやJリーグにかじりついています。

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