
UEFA(欧州サッカー連盟)は選手に向けて、財産管理の講座を開催するようだ。イタリアメディア『イル・ポスティチポ』が報じている。
スター選手になると莫大な報酬をクラブから受け取るサッカー選手。高級車を乗り回し、豪邸に住む選手がほとんどだろう。しかし、中には税金対策などができずに無一文となってしまう選手も少なくない。元ブラジル代表MFロナウジーニョ氏は、口座残高が約700円という状況だと報じられ大きな話題となった。
UEFAはこの問題の解決に向け、スペインはマドリードに本拠を置くサンタンデール銀行と合同で、選手向けの財産管理口座を開催するようだ。なお、サンタンデール銀行はリーガ・エスパニョーラとスポンサー契約を結んでいる。
第一回目の講座にはDJとして大成功を収めた元スペイン代表GKガイスカ・メンディエタ氏と、離婚により破産経験のある元イングランド代表GKデイビッド・ジェームズ氏がゲスト講師として参加するようだ。
講座には7つの授業が用意されており、単純な資産の管理から起業講座、投資対策など様々な財産管理についての知識を学べるという。
また、UEFAはファッション業界で成功を収めているユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを、将来的に講師として呼ぶことを計画しているようだ。
果たして、UEFAの取り組みは問題の解決へと繋がるだろうか。
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