
今シーズンもビッグ6による「六つ巴」のレースになると予想される中、その牙城を崩すべく立ち上がった「プレミアリーグ中堅クラブたち」にフォーカスを当て今シーズンの展望を紐解きたい。
【サウサンプトン】編集部注目度:★★★☆☆
昨シーズン、降格圏からの脱出成功という事実から振り返っても、途中就任したラルフ・ハーゼンヒュットルの手腕は侮れない。長らく停滞状態が続いたセインツにもようやく希望の光が見え始めた。こうした成功体験を今シーズン上位進出につなげていきたいところだ。
昨シーズン序盤に問題視されたオリオール・ロメウやピエール・エミール・ホイビュルクのポジションの不均衡は新監督の下速やかに解消され、チームのパフォーマンスは上向きに。シーズン序盤のよそよそしさとは打って変わり、インテンシティを維持した恐ろしいチームに進化した。ダニー・イングスも完全移籍でリバプールと合意したため、ジェームズ・ウォード=プラウズやネイサン・レドモンドと連携した攻撃も継続路線で進行することだろう。
【ワトフォード】編集部注目度:★★★★☆
17/18シーズンのマルコ・シウバ監督の失脚劇から緊急就任となったハビ・グラシアだが、昨シーズンはワトフォードにとっても有意義なシーズンだったと言えよう。開幕のスタートダッシュに成功し、彼はプレミアリーグ8月の月間最優秀監督に選出された。
そんなグラシア監督の施す強力な4-2-2-2は今シーズンも健在であると予想する。特にボランチのアブドゥライェ・ドゥクレとエティエンヌ・カプエの2人は今シーズンもワトフォードを引っ張る中心人物だ。彼らの踏ん張りがあるからこそ、トロイ・ディーニーやジェラール・デウロフェウ、ロベルト・ペレイラの攻撃が生きてくる。
しかし、上記に挙げた主力メンバーをバックアップできる体制ではないところがワトフォードの弱点でもある。他チームに比べ固定メンバーで挑むことが多いため、負傷離脱などが発生した場合にはチームが崩れてしまう可能性もはらんでいる。ウェスト・ブロムウィッチから今シーズン加入したクレイグ・ドーソンやローンバックしてきたドディ・ルケバキオら新戦力がチームに素早く順応することができたならば、現状+αのパフォーマンスが期待できるかもしれない。
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