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ファーガソン元監督、アザールより香川真司を選んで後悔してないみたい…

 マンチェスター・ユナイテッドの元監督アレックス・ファーガソン氏がチェルシーのベルギ-代表FWエデン・アザールを獲得しなかったことについて言及した。3日、英紙『ミラー』が伝えている。

 2012年にリールからチェルシーに移籍したアザール。同紙によると、この移籍の際にはマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、レアル・マドリーとの獲得競争があったようだ。結果ユナイテッドは、リールが求めた移籍金を支払うことを拒否し獲得を諦め、最終的にはボルシア・ドルトムントMF香川真司の獲得に踏み切った。

 当時監督を務めていたファーガソン氏。当時の決断を以下のように語った。

◆アレックス・ファーガソン氏
「ユナイテッドにとって良い契約かどうかを考える場合、基準というものがある。私は選手の価値を考える。例えばアザールだ。私にとっては高額な価格だった」

「彼はいい選手だ。しかし、3400万ポンド(約50億円)か?まあ、いずれにせよ我々が現在、見ているものはトッププレーヤーを買う金額が…。いや、移籍金だけではなく、給与、そして代理人への手数料が、今は馬鹿げたものになっている。アザールの契約において、チェルシーは代理人に600万ポンド(約9億円)の手数料を払っている。サミル・ナスリのときも我々はそうだった。それらはすべて、選手の価値をどう考えるかだ」

「私はそれらの選手を獲得したチームを羨ましく思ってはいない。我々はアザールの価値を考えた。そして、それは他のチームよりも低いものだった。それがうまく行かなかったとしても、我々は心配しない。我々は香川真司がいい価値を持っていると思った」