スペイン紙『マルカ』では現地時間25日、昨シーズンに不本意なシーズンを送った欧州5大リーグのベストイレブンを紹介されている。今回は同紙が紹介したベストイレブンを取り上げる。
ロリス・カリウス
ポジション:GK
昨季所属クラブ:リバプール
昨季出場試合数:33
キエフで行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝・レアル・マドリード戦では後半にコーナーキックでスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとの競り合いで脳震とうを起こしたこともあり、3失点を喫した。一部のファンからこの一戦でのパフォーマンスで批判を浴び、今夏に2年レンタルでベシクタシュに放出されている。
ビクトル・リンデロフ
ポジション:DF
昨季所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
昨季出場試合数:29
2016年夏に加入したリンデロフは加入1年目に即戦力としてのファンからの期待に見合わないパフォーマンスにより批判を浴びていた。そして昨季もリーグ戦で13試合の先発出増に終わるなど、ジョゼ・モウリーニョ監督からの信頼をつかめていない。
レオナルド・ボヌッチ
ポジション:DF
昨季所属クラブ:ミラン
昨季出場試合数:51
昨夏に指揮官マッシミリアーノ・アッレグリとの確執が表面化し、ミランへの電撃移籍を果たしたボヌッチはキャプテンを任せられたものの、ユベントス在籍時のパフォーマンスからは程遠いものとなり、今夏にわずか1シーズンで古巣ユベントスへ復帰している。
ベネディクト・ヘーベデス
ポジション:DF
昨季所属クラブ:ユベントス
昨季出場試合数:3
長年シャルケをけん引してきたヘーベデスは昨夏にユベントスへ1年レンタルで加入するも度重なる負傷により公式戦出場試合はわずか3にとどまった。ユベントスはシーズン終了後に買い取りオプションを行使することなくシャルケに一旦復帰し、ロコモティフ・モスクワへの完全移籍を果たしている。
ガンソ
ポジション:MF
昨季所属クラブ:セビージャ
昨季出場試合数:11
ガンソは中盤の熾烈(しれつ)な競争に苦しむとシーズン後半は完全に信頼を失い、年明け以降はシーズン終了までベンチ外となっていた。構想から外れていた同選手は今季、アミアンに1年レンタルで加入している。
ティエムエ・バカヨコ
ポジション:MF
昨季所属クラブ:チェルシー
昨季出場試合数:43
2016年夏にモナコから4000万ポンド(約59億円)で加入したバカヨコはシーズン序盤こそ中盤センターでレギュラーポジションを確立していたものの、2月以降は低調なパフォーマンスに終わり、終盤戦はベンチを温める試合も多くなった。同選手は今夏にミランへ放出されている。
ベスレイ・スナイデル
ポジション:MF
昨季所属クラブ:ニース(昨冬にアル・ガラファへ完全移籍)
昨季出場試合数:24
昨夏にガラタサライからニースに加入したスナイデルだったが、さすがに年齢による衰えを隠すことはできず公式戦わずか8試合の出場にとどまると、今年1月にカタールのアル・ガラファに新天地を求めクラブを離れている。
メスト・エジル
ポジション:MF
昨季所属クラブ:アーセナル
昨季出場試合数:35
昨季は膝の負傷により序盤は大きく出遅れるとそのまま波にのることができず、昨季終盤にも背中に痛みを抱え欠場を余儀なくされた。今季は心機一転、背番号を「10」に変更しチームを再びチャンピオンズリーグ(CL)の舞台へ導く活躍が期待されている。
アレクシス・サンチェス
ポジション:FW
昨季所属クラブ:アーセナル(昨冬にマンチェスター・ユナイテッドに加入)
昨季出場試合数:40
昨冬にアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンとのトレードでユナイテッドに加入したアレクシス・サンチェスだったが、リーグ戦でわずか2ゴールに終わっている。そして今季もシーズン序盤から低調なパフォーマンスが続き、ファンから痛烈な批判を浴びている状況だ。
ルシアーノ・ビエット
ポジション:FW
昨季所属クラブ:アトレティコ・マドリード(昨冬にバレンシアのレンタル加入)
昨季出場試合数:29
昨季は11月以降にアトレティコで出場機会を得られない状況が続くと1月にバレンシアへ半年間のレンタル移籍を果たす。しかしそのバレンシアでもレギュラーをつかむことはできず、公式戦わずか5ゴールに終わった。
ケレチ・イヘアナチョ
ポジション:FW
昨季所属クラブ:レスター・シティ
昨季出場試合数:30
昨夏にマンチェスター・シティからレスターの前線のレギュラーを張る存在として加入したものの、11月から翌年1月まではベンチを温める機会が多く、シーズン通して9ゴールと本来のポテンシャルをピッチ上で発揮することができなかった。
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