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ベニテス監督が語るニューカッスルでの武藤嘉紀の起用法

 日本時間18日に行われるプレミアリーグ第2節。開幕戦で途中出場を果たした武藤嘉紀は先発出場を目指す。そんな中、ニューカッスル・ユナイテッドで監督を務めるラファエル・ベニテスが、武藤の起用法について語った。「クロニクル・ライブ」が伝えている。

 現在ニューカッスルでプレーする先発候補のFWは4人。開幕戦でCFを務めたホセル、トップ下に入ったアジョセ・ペレス、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンから移籍してきたサロモン・ロンドン、そして武藤の4人だ。

 この中で、ホセルとロンドンはCFとして考えられており、武藤はペレスと同じような役割を任せられることになりそうだ。

「ホセルはいい仕事をしているけれど、ロンドンほど身体的な強さは持っていないだろう。そしてロンドンはクレバーな動きができるが、武藤ほど素早くはないと思う」

 このように語ったベニテス監督は、武藤を10番のポジションか、もしくはウィングの位置で使うことを考えている様子。また、ウェスト・ブロムに期限付き移籍したドワイト・ゲイルと武藤とを比べて「ゲイルはスピードといい動きができる選手だ。そして武藤もスピードを使える選手だ」と続けた。

「武藤は働き者であり、ゴールも決めてくれるはずだ。ドイツでは20ゴールを決めることはなかった。しかしプレミアリーグにきてゴールを決めるはずだ。何ゴール決めるかはわからないけれどね」