Jリーグ V・ファーレン長崎

原爆の日を経て行われる、特別な2度目のピースダービー

 明日11日19:00に行われるサンフレッチェ広島のホーム、エディオンスタジアムで行われる、サンフレッチェ広島対V・ファーレン長崎の一戦。

 長崎の代表取締役社長であり、「ジャパネットたかた」の創業者としても有名な高田明氏の提案で「ピースダービー」という名がつけられたこの試合は、8月の太陽が照り付ける中、広島、長崎、両方の原爆の日を経て、特別なダービーを迎える。

 本日、広島の山本拓也社長とともに、平和記念公園で献花した高田社長は、「広島さんと平和をつたえる試合ができて、本当にV・ファーレン長崎J1になれてよかった」と自身のTwitterアカウントに投稿した。

 首位を走る広島に対して14位の長崎が挑む形になるだろうが、前回の対戦でも長崎は善戦しているだけに結果は読めない。サッカーを通して平和を考える大切な機会として、このダービーマッチが注目を集めるためにも、両チームの好パフォーマンスは必須だ。

 世界中でたった一つの特別なダービーマッチ。2度目の対戦はどんな試合になるだろうか。