ブンデスリーガ プレミアリーグ

ドルトムント、米代表プリシッチの2ゴールでリバプールに逆転勝利

 アメリカ開催のインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)・リバプール対ボルシア・ドルトムントが日本時間23日朝に行われ、ドルトムントが3-1で勝利した。

 先日のマンチェスター・シティ戦で1-0と勝利を収めていたドルトムントは、この一戦でトルコ代表MFヌリ・シャヒンやドイツ代表MFマフムド・ダフードなどが先発に名を連ねた。一方、昨季のチャンピオンズリーグ(CL)ファイナリストのリバプールはGKロリス・カリウスやオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、MFファビーニョ、イングランド代表MFアダム・ララーナなど一部主力が先発出場した。

 試合は25分にリバプールが先制する。左サイドからのシュートコーナーからスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンがクロスをあげると、これにボックス内でファン・ダイクが頭で合わせ、鮮やかにネットを揺らした。

 リバプールは前半を1点リードで折り返し、後半も途中出場のイングランド代表MFジェームズ・ミルナーやFWダニエル・スターリッジなどを起点にチャンスを作るものの、追加点が奪えない。

 するとドルトムントが反撃の狼煙をあげる。66分、こちらも途中出場のアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチが左サイドからペナルティエリア内にドリブルで侵入すると、相手DFに倒されてPKを獲得。これをプリシッチ自らが決めて同点に追いつく。

 そして終了間際の89分にはカウンターの局面で左サイドからDFマルセル・シュメルツァーがドリブルで駆け上がり、ペナルティエリア手前に走りこんできたプリシッチにパスを出すと、同選手がこれを右足のワンタッチでコントロールした後にグラウンダー性のシュートを放つと、これがゴールマウス左隅を揺らし、勝ち越しに成功。

 さらに後半アディショナルタイムの90+3分には、ペナルティエリア内からプリシッチがシュートを放ち、カリウスが弾いたセカンドボールをFWヤコブ・ブルン・ラーセンが押し込み、3-1でドルトムントが見事逆転勝利を収めている。

 なお、この試合で日本代表MF香川真司はベンチから外れている。またドルトムントは日本時間7月26日午前にベンフィカと、リバプールは日本時間7月26日午前にマンチェスター・シティとの対戦を控えている。