代表チーム スペイン代表

スペイン代表のエンリケ新監督が抱負を語る「改革ではなく進化が必要だ」

 スペイン代表のルイス・エンリケ新監督は、就任にあたり強く意気込んだようだ。20日にイギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 スペイン代表に、ロシアW杯直前に衝撃が走った。開幕前日にしてそれまで率いていたフレン・ロペテギ監督が解任され、暫定的にスポーツディレクターを務めていたフェルナンド・イエロ氏が指揮をとった。しかし、W杯初戦が監督としての初戦となった同氏は、なんとかグループリーグは突破したものの、ベスト16で開催国のロシアにPK戦の末に散った。

 大会終了後、スペインサッカー連盟(RFEF)はイエロ監督を続投させることなく、新監督としてかつてバルセロナを率いていたルイス・エンリケ氏を招へいした。同監督は就任後初の記者会見にて次のように語った。

「私は“失敗”という言葉が嫌いだ。ただ、最近の結果は良くなかった。しかし、我々には最強の選手たちがいる。改革は必要ない。必要なのは進化だ。我々は選手たちを信頼し、皆平等に接する必要がある。成功と失敗の境目は明らかだ」

 バルセロナで数多くのタイトルを獲得したエンリケ新監督が率いる新生スペイン代表に注目が集まる。