
そして突然、新たな機会が訪れる。J1昇格を味わった後、徳島ヴォルティスは転換期を迎えていた。2013年にJ2からの昇格を実現した小林伸二監督が清水エスパルスに移り、長島裕明監督は1シーズンでチームを去った。ロドリゲスが彼の後を継ぎ新監督として迎えられると、そこでは彼独自のサッカーを導入するための信頼が感じられた。徳島ヴォルティスは、攻撃的なサッカーを目指す道を選択したのだ。
ロドリゲスはこの新しい経験のための準備ができており、日本人選手たちのスキルを称賛して目標達成への自信を示している。
「テクニカル・ディレクターとともに、適性のある選手たちを選んだ。驚いたことに、日本人選手たちはポジショナルプレーのコンセプトを非常によく理解することができた。彼らはプレッシングに優れているので、こうしたスタイルのサッカーには完璧なんだ。テクニックがあり、ダイナミックで、狭いところでもプレーできる。新しい国に行ってこのスタイルのサッカーを導入するのは簡単ではない。時間は掛かったが、彼らはよく理解していた」
1年目から物事はうまく行き、徳島ヴォルティスは2017年のJ2で最もエンターテイニングなチームだった。徳島はリーグ2位の攻撃(名古屋の85得点に次ぐ71得点)とリーグ4位の守備(松本と同じ45失点)を誇り、プレーオフ進出のチャンスもあったが、シーズン終盤に失速してしまった。ロドリゲスもその幕切れには、失望を示している。
「昇格できなかったので、最後は少しフラストレーションが溜まった。しかし我々は去年徳島でなにか特別なものを作り上げたと思う」
ロドリゲスにはソーシャルメディアで大きな存在感を放つ一面もあり、自身のウェブサイトだけでなく有名SNSのアカウントも持っている。現代の特に若い監督たちがこのような情報発信を行うべきかと問うと、彼はその通りだと即答した。
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