モナコは、CSKAモスクワに所属するロシア代表MFアレクサンドル・ゴロビンの獲得に乗り出したことを正式に認めた。17日にイギリス『フォー・フォー・トゥー』が報じた。
先日、フランスの優勝で幕を閉じたFIFAワールドカップのロシア大会。開催国のロシアは下馬評を大きく覆し、準々決勝でPK戦で惜しくも敗れたものの、ロシアとして初のベスト8(ソ連時代には有り)という結果を残した。
その躍進を支えた1人が、ゴロビンである。正確なボールコントロールやパス、セットプレーでチャンスを演出するだけではなく、無尽蔵なスタミナでピッチを駆け回り、多方面からチームを支えた。
そんな同選手に対して、モナコが獲得交渉を正式に開始したようだ。同クラブのバディム・バシリエフ副会長は次のように話し、獲得交渉をしていることを公にした。
「我々はCSKAモスクワと交渉している。具体的な金額は言えないが、非常にお買い得だ。5年契約を提示している。私は、モナコに来ることこそがゴロビンにとって最良の選択だと確信している。直にロシアから他の欧州のビッグクラブへ向かうのは非常にリスキーだ。我々は若い選手の育成には自信を持っている。キリアン・エムバペを見てごらんよ」
ユベントスやチェルシーを始めとする、各国クラブから熱視線が注がれているゴロビン。ステップアップとして選ぶクラブは果たしてどこになるのだろうか。注目が集まる。
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