スペイン代表 ワールドカップ

スペイン黄金時代の幕開け。10年前のEURO2008決勝メンバーを振り返る

遡ること10年前。EURO2008(UEFA欧州選手権)でスペイン代表が44年ぶり2回目の優勝を果たした。その後、同国は2010年FIFAワールドカップ、EURO2012を制覇し、史上初となる主要国際大会3連覇を達成。EURO2008はまさにスペイン黄金時代の幕開けといえる大会であった。

10年後の2018年、当時の主力選手が2名日本へやってくる。そこで、今回はEURO2008決勝・ドイツ戦に先発した11名をご紹介したい。


イケル・カシージャス

現年齢:37歳
現所属:ポルト

2015年夏、下部組織から25年間を過ごしたレアル・マドリードを退団し、ポルトガル1部ポルトへ移籍。今年5月に2019年8月までの契約延長に合意した。


カルロス・マルチェナ

現年齢:38歳
現所属:引退

EURO2008ではCBのレギュラーとして6試合に出場。3失点に抑えて優勝に大きく貢献した。2015年にインドリーグのケーララ・ブラスターズで現役生活に幕を閉じた。


カルレス・プジョル

現年齢:40歳
現所属:引退

カルロス・マルチェナと共に大会ベストイレブンに選ばれた守備の要。2014年に下部組織から過ごしたバルセロナで現役を終えた。


セルヒオ・ラモス

現年齢:32歳
現所属:レアル・マドリード

ロシアW杯でスペイン代表最多タイとなるW杯通算17試合出場を達成。カタールW杯でもプレーする意欲を見せている。


ジョアン・カプデビラ

現年齢:40歳
現所属:引退

EURO2008ではスペイン代表不動の左SBとして優勝に大きく貢献。2017年にアンドラ1部のサンタ・コロマで引退した。


マルコス・セナ

現年齢:41歳
現所属:引退

シャビ・アロンソとのレギュラー争いに勝利し、中盤の底に君臨。ビジャレアル退団後はMLS(アメリカ)のニューヨーク・コスモスに加入。2015年に現役引退している。


アンドレス・イニエスタ

現年齢:34歳
現所属:ヴィッセル神戸

EURO2008ではサイドで起用され、大会ベストイレブンに選出されている。2017/2018シーズン限りで22年間過ごしたバルセロナを退団。ヴィッセル神戸に加入した。


シャビ

現年齢:38歳
現所属:アル・サッド

EURO2008決勝ではフェルナンド・トーレスの決勝点をアシスト。大会最優秀選手に選出された。2015年に17年間過ごしたバルセロナを退団。カタール1部のアル・サッドで現在もプレーを続けている。


セスク・ファブレガス

現年齢:31歳
現所属:チェルシー

EURO2008では大会最多となる4アシストを記録。決勝では先発出場し、優勝に貢献した。2014年からチェルシーでプレーしている。


ダビド・シルバ

現年齢:32歳
現所属:マンチェスター・シティ

EURO2008ではシャビ、セスク、イニエスタらと抜群の連携をみせ、「クアトロ・フゴーネス」の一角を担った。現在もマンチェスター・シティで世界屈指のMFとして君臨している。


フェルナンド・トーレス

現年齢:34歳
現所属:サガン鳥栖

EURO2008決勝では値千金の決勝ゴールを奪取し、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。大会後には大会ベストイレブンにも選出されている。2017/2018シーズン限りでアトレティコ・マドリードを退団。サガン鳥栖加入が決定した。



ヴィッセル神戸に所属するルーカス・ポドルスキもEURO2008決勝に出場している。