デドリック・ボヤタ
各ポジションにタレントがひしめくベルギー代表。どこを見ても穴がないように見える。ディフェンスラインもトッテナム・ホットスパーのトビー・アルデルベイレルトと、ヤン・フェルトンゲンが名を連ねる強力さだ。しかし3バックを敷くベルギーのディフェンスの中央でプレーするのは、デドリック・ボヤタだ。マンチェスター・シティで育ったセンターバックは、定位置を確保できずに2015年にセルティックに移籍した。もしも彼が日本戦にも出場すれば、そこが唯一に近い狙い目になるだろう。対峙することが予想される大迫勇也は、セネガル戦でサリフ・サネとカリドゥ・クリバリにフィジカル勝負で勝っていた。この試合でも大迫が基点を作れれば、得点チャンスをつくれるはずだ。しかしバンサン・コンパニが前の試合で途中出場したことも忘れてはならない。彼が出場すれば、ここも盤石になる。
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