トッテナム・ホットスパーのフランス代表GKウーゴ・ロリスは日本時間30日晩のワールドカップ・ロシア大会・ベスト16・アルゼンチン戦に向けて、バルセロナのFWリオネル・メッシに対して強い警戒感を募らせているようだ。30日、スペイン紙『アス』がこれを伝えている。
フランスは日本時間26日に行われたグループステージ最終節でデンマーク相手にスコアレスドローだったものの、勝ち点7と前評判通りグループ首位通過。一方アルゼンチンはアイスランド戦でのドローやクロアチア戦での3失点による惨敗劇などグループステージ敗退が現実味を帯びていたものの、最終戦のナイジェリア戦で2-1と勝利し、辛うじてグループステージ突破を果たしている。
ただフランス代表のロリスは対戦相手のグループステージにおける戦績や試合内容は全く考慮していないようだ。同選手はアルゼンチン戦の前日記者会見にて「我々は彼らのグループステージにおける試合を分析し、この一戦に臨むに当たってのヒントを得ることができた。ただメッシのような選手は試合を決定づけることができるだけのクオリティを兼ね備えている」と語っており、メッシの存在を特に意識しているようだ。
またロリスは「アルゼンチンにはW杯のタイトルを勝ち取った過去がある。この試合は難しいものになるだろうし、我々は我々自身の最高のレベルでプレーしなければならない」というコメントを残している。
なお同選手はグループステージ第2戦・ペルー戦において代表通算100試合出場を果たすなど、チームの精神的支柱の役割を果たしている。果たしてこの重要な一戦でチームを救うビッグセーブを披露することがあるのだろうか。
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