バレンシアのイタリア代表FWシモーネ・ザザが中国スーパーリーグからのオファーを断ったようだ。スペイン紙『スーペル・デポルテ』が19日に報じた。
同選手は中国スーパーリーグのクラブ(広州恒大と思われる)から3000万ユーロ(約38億円)のオファーを受けたが、これを拒否した。
しかし同選手の所属クラブであるバレンシアは今夏の移籍市場で補強費として4500万ユーロ(約57億円)を捻出したいと考えており、同選手を放出するのではないかと見られている。
またスペインメディア『オンダ・デポルティーバ』の報道によるとバレンシアのマテウ・アレマニーGMとパブロ・モンゴリア氏は、サンプドリアやサッスオーロを含むイタリアの複数クラブとザザの去就を巡って話し合いの場を設けたとのこと。
これに関してイタリア対オランダの親善試合の後、自身の去就に関して問われた同選手は「キミたち(記者)はいつも僕の移籍について話すけど、チームメイトとは上手くやっているし、僕はここで幸せだ」と移籍の噂を一蹴した。
ザザは昨シーズン公式戦39試合に出場して13ゴール5アシストを挙げ、チームの躍進に貢献している。本人は残留を強調しているが果たして同選手の去就はどうなるのか、今後の動向から目が離せない。
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