大会:ロシアワールドカップ
カード:ドイツ対メキシコ
対象チーム:ドイツ
スコア:0-1
担当者:ペペ土屋( @PPDOLPHINS )
※最高点を10、最低点を1として採点。標準的な活躍を6とする。
※出場時間が短い選手は採点なし。
マヌエル・ノイアー
採点:5.5
1失点は彼の責任ではない。安定したパフォーマンスでミスもなく、守備範囲の広さでピンチを防いだ。
ヨシュア・キミッヒ
採点:5.5
戦術的な理由で常に高い位置をとり、中央に入ってビルドアップに効果的に参加する場面も。しかしそれが故にカウンターで彼の後ろのスペースを使われた。
ジェローム・ボアテング
採点:5.0
失点シーンは彼がディフェンスラインの最後の砦だった。攻撃面でパス出しの重要な役割を担ったが、ボールに食いついて裏返される場面が多すぎた。
マッツ・フンメルス
採点:4.5
前後半を通じてボアテング以上にボールに食いつき、ボアテング以上に裏返されてピンチを作られた。彼が本来持っている攻撃性能もほとんど発揮できていなかった。
マルビン・プラッテンハルト
採点:5.0
キミッヒと同じように常に高い位置にポジションをとり、攻撃に幅をもたらしたがそれも効果的ではなかった。さらにそのポジショニングの副作用ともいえる、彼の裏にできたスペースを再三使われた。
サミ・ケディラ
採点:4.0
ほとんど効果的な働きは見せられず、最初の交代カードでベンチに下がった。試合から消されたクロースに代わって、もっと攻撃面で役に立たなければいけなかった。カウンターのリスクマネージメントも全くできていなかった。ボールロストも多すぎた。
トニ・クロース
採点:5.0
メキシコが意図的に彼にマークを付け、ビルドアップの局面から完全に消されたクロースは終盤に入るまでボールを持つシーンが少なかった。彼が試合から追い出されたことでドイツの攻撃が機能不全に陥ったところからも、彼の存在の大きさがうかがい知れる。
トーマス・ミュラー
採点:5.0
常にゴールに目を光らせるミュラーをしても、メキシコの強固な守備を崩すことができず。サイドでスタートしたが、もっと早い時間から中央でプレーするべきだった。
メスト・エジル
採点:5.0
ドイツ屈指のファンタジスタの魔法の杖が振られるシーンは皆無だった。失点の場面で守備に戻ったのは彼だった。スピリットは感じさせたが、彼の役割は達成できなかった。
ユリアン・ドラクスラー
採点:5.5
ドイツ攻撃陣の中では最も可能性を感じさせた選手だった。左サイドでボールを持ち、多くの選択肢を持ちながらプレーできていた。彼に続く選手がもう一人欲しかった。
ティモ・ベルナー
採点:4.5
彼はまだプレーの幅が狭い。もう少し早い展開の攻撃の方が能力は発揮しやすいはずだ。前半だけの出場にとどまってもおかしくなかった。
マルコ・ロイス
採点:5.5
途中出場から印象的な活躍を見せた。後半開始から出場させるべきだった。キック精度の高さはピカイチでクロスとシュートでメキシコを脅かした。
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