17日に行われたワールドカップロシア大会グループEの初戦、コスタリカ代表対セルビア代表の一戦は1‐0でセルビアが勝利を収めた。
強豪ブラジル代表と同居するグループだけに、決勝トーナメント進出へ向けて勝ち点3が欲しい両チームは立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛ける。
3分にはコスタリカのジャンカルロ・ゴンサレスがゴール前でヘディングシュートを放つが、ボールはGKの正面を突いた。ゴンサレスはさらに12分にもCKからゴール前でフリーになり決定機を迎えたものの、シュートは枠を外れた。
ボール支配で上回るセルビアは、両サイドを使った横の揺さぶりから我慢強く攻撃を仕掛けていく。27分にディフェンスラインの裏に抜け出してチャンスを迎えたミリンコビッチ=サビッチのシュートは、ケイロル・ナバスにキャッチされた。
その後も両チームともにチャンスは作ったものの決め手を欠き、前半はスコアレスのまま終了した。
ハーフタイム後の50分、セルビアはミトロビッチが抜け出してナバスと1対1になる決定機を迎えるが、レアル・マドリードの守護神が好セーブを見せて危機を脱する。
しかしその6分後、右サイド寄りの位置でフリーキックを得たセルビアはアレクサンダル・コラロブがゴール右隅へ完璧なキックを沈めて、遂に均衡を破った。
リードを奪ったセルビアはミレンコビッチ、トシッチを中心とする4バックが強さを発揮し反撃の余地を与えず、一方のコスタリカもナバスの好守備もあり追加点を許さないまま時間が経過していく。
結局試合はそのまま1-0で終了し、セルビアが白星スタートを切った。
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