バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケはポルトガル代表とのグループステージ初戦を終えた後に、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを揶揄するコメントを残しているようだ。16日、アメリカメディア『ESPN』がこれを伝えている。
日本時間16日未明に行われたワールドカップ・ロシア大会のグループステージ屈指の好カードであるスペイン対ポルトガルは前半開始早々の4分にクリスティアーノ・ロナウドがPKを獲得すると、これを自らが沈めて先制ゴールをもたらす。その後スぺインは後半、立て続けにネットを揺らし勝ち越しに成功したものの、終了間際の88分にクリスティアーノ・ロナウドがまたもやネットを揺らし、ハットトリックを達成。注目の一戦は3-3の引き分けに終わっていた。
しかしクリスティアーノ・ロナウドが前半4分に左サイドからフェイントをかけてドリブルでペナルティエリア内に侵入し、マドリードのDFナチョ・フェルナンデスが同選手を倒したとされるシーンを巡っては、一部のファンやメディアの間ではダイブによって意図的に倒れたのではないかという指摘が上がっている。
このシーンについて言及したのがマドリードの宿敵・バルセロナに所属するピケだ。ピケは試合終了後のインタビューにて「我々にはより多くのチャンスがあった。彼らは3本の枠内シュートを全てゴールに結びつけた」と悔しさをあらわにしている。
またピケは続けて「ワールドカップという大舞台の初戦で、キックオフのホイッスルが吹かれてからわずか2分後にあのようなシーン(ロナウドのPK獲得)を見ると、その後の試合展開で満足しなければならないだろう。ロナウドはピッチ上で自らから倒れることに慣れている」と同選手のPK獲得について皮肉を交えたコメントを残している。
なおロナウドはこのスペイン戦でのゴールにより、4大会連続ゴールという偉業を成し遂げたほか、W杯における自身初のハットトリックを達成している。
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