日本サッカー協会(JFA)は6月6日にパロマ瑞穂スタジアムで開催された天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会2回戦・名古屋グランパス対奈良クラブで審判による競技規則の運用ミスがあったことを発表した。
この一戦では前半終了間際の45+4分に名古屋グランパスのFWガブリエル・シャビエルがネットを揺らし先制に成功したが、75分に奈良クラブのMF金久保彩が同点弾を叩き込む。その後試合は1-1のまま延長戦でも決着はつかずPK戦に突入し、奈良クラブが5-4で名古屋グランパスを下す“ジャイアント・キリング”を達成していた。
ところがそのPK戦において、次ラウンド進出チームの決定に直接影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミスがあったことが確認された模様。これを受けてJFAは後日、PK戦を1人目からやり直す措置をとるという主旨の公式声明を発表。なおPK戦の開催日程についてはまだ決定していないものとみられる。
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