マンチェスター・ユナイテッドがポルトから獲得しディオゴ・ダロット。まだ19歳のポルトガル人はジョゼ・モウリーニョ監督のチームに今夏加わった2人目の選手になった。いったい彼は何者なのか、ダロットのストーリーを紹介する。
1999年生まれ。6歳の頃にブラガにあるフィンタス・アカデミーに入団した。そこですぐに頭角を現すと、3歳上の子供たちとともに練習するようになる。
2年後、ポルトガルの強豪であるポルトとベンフィカが彼との契約を望み、ダロットは家族の近くで過ごすために、最終的にポルトと契約することを選んだ。
16歳になり、ダロットはポルトのトップチームの練習に参加。今年2月、中島翔哉の所属するポルティモネンセ戦でリーグ戦デビューを果たした。この試合で、チームの5得点中2つをアシストした。
今年はチャンピオンズリーグデビューも果たしたダロット。相手は準優勝に輝いたリバプールだった。
2016年に行われたU-17のUEFA EUROにおいて、彼はポルトガル代表の中心選手として活躍。彼の守備でのパフォーマンスは大会を通じて1失点しかしなかったチームを支えた、準決勝に1点、決勝で1点と大舞台での強さも見せた。
ダロットはディフェンスのすべてのポジションでプレーできる選手だ。2017/18シーズンは左サイドバックとしてプレーした。
しかし彼自身は右サイドバックでのプレーに最も自信を持っているようだ。利き足である右足を使っての攻撃参加もしやすい。
ダロットはその攻撃的なプレースタイルとスピードに定評がある。ポルトガル代表の監督を務めるフェルナンド・サントスは、ダロットはディフェンダーとして5年に1人の逸材だと語った。
2017/18シーズンにダロットは、ユースでのコンペティションを含めて33試合を戦い、4ゴール8アシストを記録した。
フットボール以外では、ダロットは音楽に情熱を注いでいる。彼の家族は音楽との関係が深く、母親と姉は歌手だ。
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