レアル・マドリードは、スペイン代表FWマルコ・アセンシオに対する巨額のオファーを断っていたようだ。25日にスペイン『マルカ』が報じた。
2015年に、マジョルカからレアル・マドリードへと移籍したアセンシオ。テニス界のレジェンドであるラファエル・ナダルがマドリードのフロレンティーノ・ペレス会長に獲得を直訴したことにより実現したというエピソードは非常に有名である。
そんなアセンシオは、2016年にレンタル移籍から戻ってくると、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼を勝ち取り、クラブの将来を背負う選手になると期待されるまでに成長した。
ただ、世界中のタレントが集まっているマドリードでスタメンを常時確保することは厳しく、同選手はベンチを温める機会も少なくはない。それゆえに移籍の噂も絶えず、各国ビッグクラブが引き抜きを画策しているのではないかと言われている。
しかし、同選手の代理人を務めるオラシオ・ガッジオーリ氏は「マドリードは2つの1億5000万ユーロ(約192億円)の本気のオファーを受け取ったが、拒否をした」と話し、いかに大切な戦力として考えられているかを明かした。実際、マドリードは頑なにアセンシオの放出を拒否しており、契約解除金は7億ユーロ(約900億円)に設定されている。
今後もアセンシオの活躍ぶりから目が離せない。
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