ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコのF・トーレス、サガン鳥栖加入決断と西メディア報道

 今夏アトレティコ・マドリード退団の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスはサガン鳥栖への加入を決断した可能性が高いようだ。23日、スペイン紙『アス』やスペインのラジオ局『カデナ・セール』がこれを伝えている。

 トーレスの去就を巡っては、4月中旬に今季限りでのクラブ退団が発表された後、同選手は現役続行を明言。移籍先としてはサガン鳥栖の他にも中国やアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)の複数クラブが候補に挙がっていた。

 しかし同選手は日本時間20日深夜に行われたラ・リーガ最終節・エイバル戦後の数日間で自身の今後について熟考した結果、Jリーグ参戦を決断した可能性が高いとスペインの複数メディアが報じている。なお得点力不足の解消が今夏の課題となっているサガン鳥栖は、トーレスに対して契約期間2年半による獲得オファーを提示しているものとみられる。

 なおアトレティコ・マドリードには2015年8月1日にサガン鳥栖とベストアメニティスタジアムで国際親善試合を行った過去があり、トーレスもこの一戦に出場していた。その縁もあってのことだろうか、同選手のJリーグ参戦は間近に迫っており、両クラブは近日中にも公式発表を行う可能性が高そうだ。