ハンブルガーSVに所属するU21日本代表FW伊藤達哉がブンデスリーガの4月における「ルーキー・アワード」に輝いたようだ。16日、ブンデスリーガ公式サイトやクラブ公式サイトがこれを伝えている。
伊藤は今季、レギオナルリーガ(4部)で出場機会を得ていたものの、トップチームにおいて負傷者が続出したこともあり、昨年9月のブンデスリーガ第6節・バイヤー・レバークーゼン戦でデビューを飾ると、クリスティアン・ティッツ監督から持ち前のサイドにおける突破力を高く評価され、シーズン終盤はチームの主力を担う存在にまで成長した。また同選手は今月26日から開催される第46回トゥーロン国際大会2018のU21日本代表に招集されている。
また4月の「ルーキー・アワード」では、バイヤー・レバークーゼンのギリシャ代表DFパナギオティス・レトソス、ボルフスブルクのDFウィリアムとともにノミネートされていたがファン投票の結果、最多得票数を得たようだ。
なおブンデスリーガ公式サイトによると、伊藤は今季の月間「ルーキー・アワード」に選出された他の選手たちとともに「ルーキー・アワード・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされる模様。こちらに関しては後日、投票方法をはじめ公式サイトで詳細が発表される予定だ。
伊藤は最終節では後半に勝ち越しゴールをアシストし勝利に大きく貢献したものの、チームはブンデスリーガ創設後初となる2部降格が決定。これには同選手も後半アディショナルタイムにピッチ上で涙を流すなど悔しさをあらわにしていた。来季は2部を舞台にシーズンを戦うこととなるが、さらなる飛躍を遂げて再びブンデスリーガのピッチでプレーする姿をファンは待ち望んでいることだろう。
April's #BLRookie of the Month 🥁
Give it up for @HSV_English's @rey10tatsuya 👏#DontCrackUnderPressure ⌚ pic.twitter.com/Zzig50vqF6
— Bundesliga English (@Bundesliga_EN) 2018年5月15日
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