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メッシ、ネイマールのレアル移籍に言及「彼がレアルに行くなら…」

 バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールのレアル・マドリード移籍は実現してはならないと危惧した。16日にスペイン『マルカ』が伝えた。

 昨夏、これまでの移籍金記録を大幅に更新する2億2200万ユーロ(約290億円)でバルセロナからPSGへと移ったネイマール。この移籍の背景には、バルセロナではメッシがいるために王様になれないこと、そしてそれが原因でバロンドールの受賞が厳しくなっていると思っているからなどという理由があったからのではないかと言われている。

 同選手は現在は負傷離脱を強いられているものの、今季はここまで30試合で28ゴール19アシストと結果を残している。ただ、そんなネイマールは最近、レアル・マドリードへ移籍するのではないかという噂の渦中にある。

 かつて同僚だったメッシはこの噂が噂であって欲しいようだ。同選手はインタビューにて次のように、この噂は現実になってはならないと危惧していることを明かした。

「バルセロナに在籍していたという意味を考えると、ネイマールのレアル・マドリード移籍はあってはならないことだよ。彼は僕が考えていることをわかっていると思う。とんでもないことであるということをね。まあ、彼が加わればマドリードは今以上に強くなるだろうね」

 PSGのナセール・アル=ヘライフィ会長は先日「ネイマールは2000%残留する」と強気の発言をしており、この“禁断の移籍”が実現するか否か、大きな注目が集まっている。これからもネイマールの動向から目が離せない。