ポルティモネンセの日本代表FW中島翔哉は日本時間13深夜に行われたプリメイラ・リーガ最終節・パソス・デ・フェレイラ戦に先発出場し2アシストで今季最終戦の白星に大きく貢献した。
5試合連続で先発メンバーになを連ねた中島は27分、左サイドから持ち上がると相手の最終ラインの間のスペースに入ってきたFWピレスにスルーパスを通し、このパスを受けたピレスが反転して右脚からシュートを放つと、これがゴール右隅に吸い込まれポルティモネンセが先制する。
1-0で後半へ折り返したポルティモネンセは77分、カウンターの局面で中島がシュートを放つも相手GKのセーブに遭う。しかしこのこぼれ球をまたもやピレスが押し込み、貴重な追加点を奪う。その後、後半終了間際の88分に1点を返されるも後半アディショナルタイムの90+1分、中島がセンターサークルから右サイドへ展開すると、その右サイドからMFウィルソン・マナファがペナルティエリア内にグラウンダークロスを供給。ゴール前に走りこんできた中島はこれが足元に入りすぎたのかシュートこそ放てなかったものの、結果的にファーサイドから詰めていたFWウェリントン・カルバーリョへのパスとなり、同選手がダメ押しとなる3点目を奪った。
試合はこのまま3-1で終了し、ポルティモネンセが最終節で6試合ぶりとなる勝利を収めている。また中島は今季、公式戦32試合に出場しで10ゴール12アシストをマーク。海外挑戦1年目にして結果を残しており、ロシア行きへ大きく前進しているようだ。
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