ヘントの日本代表FW久保裕也は日本時間11日未明に行われたジュピラー・プロ・リーグ優勝プレーオフ(ベルギー1部)第8節のヘンク戦で先制点を叩き出し、今季10ゴール目をマークした。
ここ優勝プレーオフ5試合で白星から見放されているヘントは久保が2試合ぶりに先発メンバーに名を連ねると、同選手は早速この起用に応える。15分、ヘンクのビルドアップの局面においてヘントは右サイドでMFギオルギ・チャクベタゼのボール奪取によるショートカウンターに転じると、中央をフリーで駆け上がってきた久保がチャクベタゼからのパスを受け、ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。
先制ゴールをあげたヘントは1点リードで後半へ折り返すも、ヘンクの反撃に遭い66分にタンザニア代表MFムブワナ・サマッタに同点弾を許す。さらにヘントは久保を79分に下げた後もヘンクの猛攻をしのぐ時間帯が続き、84分にはDFシグール・ルーステッドが2枚目のイエローカードを提示され退場処分に。さらに90分にも退場者を出し9人で最後は戦ったヘントだったが、結局1-1のドローで試合を終えている。
なお久保はスイス1部のヤングボーイズに所属していた2015/16シーズン以降、3季連続で2桁ゴールを挙げている。ワールドカップ・ロシア大会への招集メンバー入りに向けて、同選手は引き続きベルギーの地で好調さをアピールしているようだ。
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