セリエA ミラン

ブッフォン、伊杯決勝での無失点勝利によりまたもや新記録樹立

 ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは日本時間10日未明に行われたコッパ・イタリア決勝・ミラン戦を4-0の勝利で終えたことにより、ユベントスの選手として通算300回にも及ぶクリーンシートという偉業を成し遂げたようだ。11日、イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。

 ブッフォンはローマのスタディオ・オリンピコで行われたミラン戦でイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマとは対照的に終始安定したパフォーマンスを披露し、この大一番での勝利に大きく貢献。そしてクラブが前人未到のコッパ・イタリア4連覇を達成するとともに、同選手も通算300回のクリーンシート達成という大台を打ち立てている。

 またユベントスは今季のコッパ・イタリア5試合で全てクリーンシートを達成しており、このうち準決勝のアタランタ戦2試合(準決勝のみホーム・アンド・アウェイ方式)とローマでの決勝にブッフォンは出場している。特に日本時間1月31日未明に行われた準決勝1stレグでは、ブッフォンにとって筋肉系トラブルによる怪我からの復帰初戦であったに関わらず、PKストップを披露しファンを驚かせていた。

 なおブッフォンはこれまでも、最長連続無失点記録(974分)、最長クリーンシート連続達成試合数(10試合)、そして1シーズン最多となるクリーンシート達成試合数(21試合)とセリエAで数多くの記録を打ち立てている。今夏での現役引退が確実視されているブッフォンではあるが、多くのファンが来季もピッチに立ってほしいと願っていることだろう。