1対1のドリブルでは車屋紳太郎が6戦4勝、斎藤が5戦4勝と高い勝率を誇っており、個人レベルの戦いでは相手を上回れていたことを示している。その結果としてクロスを上げること自体はできていたが、23本のうち成功したのは8本だけで、人数を掛けたディフェンスの中でピンポイントに味方に合わせることはできなかった。
鬼木監督が試合後に「サイドをえぐるにしても、クロスにしても、どこまでどのタイミングでいくのかということ。チームの中でえぐりたい人とクロスを上げてほしい人というので今日はバラツキがあった」と語っている通り、フィニッシュの部分での連携には物足りなさが残った。これはACLも含めた過密日程の中で、選手の入れ替えが激しいチーム状況も影響しているのかもしれない。
コメントランキング