シーズンも最終盤を迎えた欧州サッカー。優勝争い以上に熾烈な戦いが繰り広げられるのが残留争いだ。そこで今回は、残留争いに巻き込まれているか、すでに降格が決まったクラブを救うべきだった選手たちからベスト11を選出。かなり豪華な顔ぶれになった。
GK:ウカシュ・ファビアンスキ
クラブ:スウォンジー・シティ
もしもスウォンジー・シティが降格した場合、ファビアンスキはそれを救うべき選手だったはずだ。ポーランド代表として43キャプを誇る経験豊富な守護神だ。
DF:ヨナス・ヘクター
クラブ:FCケルン
ヘクターはドイツ代表として36キャップを記録している。彼がケルンへの忠誠心から移籍を拒否したが、いくつかのビッグクラブの獲得候補リストには、彼の名前が載っていることだろう。
DF:ジョニー・エバンズ
クラブ:ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン
元マンチェスター・ユナイテッドのセンターバックはプレミアリーグでの経験も豊富で、実力に疑いはない。マンチェスター・シティへの移籍が取りざたされたように、引く手あまただろう。
DF:ライアン・ショークロス
クラブ:ストーク・シティ
2017年にストークと4年契約を結んだショークロス。荒さが出ることもあるがイングランド代表候補に入ることもある実力者だ。降格に従いチームを離れることになるだろう。
LWB:アレッシオ・チェルチ
クラブ:エラス・ベローナ
近年の貧しいパフォーマンスを考慮にいれたとしても、セリエBでプレーするにはいい選手すぎる。今シーズン彼が記録したのは2ゴール2アシストのみ。全く物足りなかった。
MF:ダレン・フレッチャー
クラブ:ストーク・シティ
こちらも元マンチェスター・ユナイテッドの選手で、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンから今シーズンストーク・シティに移籍してきた。タレントがそろうストークの中でも実績十分で、チームを救える力もあったはずだ。
MF:アルベルト・アクイラーニ
クラブ:ラス・パルマス
ローマとリバプールでプレーしたアクィラーニは、カナリア諸島で輝くことはできず。元イタリア代表で、チームの中で最もなのある選手だっただけに、彼が残留に導かなければならなかった。
RWB:ジェルダン・シャチリ
クラブ:ストーク・シティ
バイエルン・ミュンヘンでもプレーしたスイス代表の中心選手は、ストークでもチームを引っ張り、ほとんど彼ありきのチームだったと言っても過言ではない。もちろん他のクラブに移籍することになるだろう。
FW:サロモン・ロンドン
クラブ:ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン
ベネズエラ代表ストライカーは、WBAの前線で主力を務め、今シーズン指揮を執った度の監督からも信頼を勝ち取ていた。その分彼の得点が一桁(7点)に甘んじていることは、チームが降格圏に沈んでいる要因のひとつだと言えよう。
FW:ロベルト イングレーゼ
クラブ:キエーボ・ベローナ
31試合で10ゴールを決めた、キエーボのストライカー。彼はチーム最高の選手のひとりであるため、もしもクラブが降格すれば、移籍することになるはずだ。
FW:ルーカス・ペレス
クラブ:デポルティーボ・ラ・コルーニャ
アーセナルから期限付き移籍で古巣に復帰しているスペイン人は、今シーズン8ゴール7アシストとこの数字だけを見ると物足りない。しかし35得点しか決めていないチームにおいて、15得点に絡む活躍は約43%が彼から生まれていることになる。
サブ
ギャレス・バリー(ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン)
アレン・ハリロビッチ(ラス・パルマス)
アドリアン・ゴンサレス(マラガ)
ボルハ・バストン(マラガ)
アドリアン・ロペス(デポルティーボ・ラ・コルーニャ)
シェイク・ディアバテ(ベネベント)
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